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2006-07-31

今月の映画 「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」


映画花田少年史-1


映画花田少年史-2


映画花田少年史-3


広島に住む花田一路は、母・寿枝とケンカをしつつも元気に毎日を送る近所でも有名なわんぱく少年。タクシー運転手である父、漁師の祖父、ガリベンの姉も加わり、花田家は貧しいながらも賑やかな日々を送っていた。

ところがある日、一路はトラックと衝突する大事故に遭ってしまう。悲嘆に暮れる家族を下に見ながら天へと昇っていく一路だったが、女子高生の幽霊・聖子のおかげで奇跡の生還を果たす。しかしそこから一路は幽霊が見えるという怖い能力を授かり、彼にまといつく聖子や心臓発作で亡くなった近所のたばこ屋のおばあちゃんなど入れ替わり立ち替わり彼の前に幽霊が現れ、すっかり彼の生活は混乱状態に。

おまけに自分の本当の父親だと主張する幽霊まで現れて・・・・。



最近の邦画はしみじみ質が高くなっている。鳴り物入りの割には見終わって脱力感が残りがちなハリウッド映画に比べて、地味ながら心にずーんとくる実力派が多い。

この映画もぜーんぜん期待してなかったんだけど(すまぬ)、ほのぼのとした笑いとホロリとくる感動をうまく組みあわせた良作で、大笑い&泣かせてもらいました。

CG使いまくりのむしろはっちゃけた漫画チックな作りなのに、この厚みはなんだろう?原作が漫画だからというわけだけでもなさそうだ。

この監督、映画の演出は初めてだそうだが只者じゃないぜ~。


「三丁目の夕日 ALWAYS」(これもいい映画だった)名子役の地位を不動にした須賀健太が今回は一転思いっきり小憎らしい腕白小僧を演じている。どっちかというとこっちの方が地じゃないかというくらいはまっているし、確かな演技力も健在で(ガキ大将というには少々クレバーすぎる気もするが)、やはり彼の存在なくしてはこの映画は成立しないだろう。

しかし影の主役は一路の両親を演じた西村雅彦と篠原涼子だろう。途中の西村雅彦のコスプレ衣装は頂けないが(笑)、見終わった後にああいう人生が妙にうらやましいと思う人も結構いるんじゃないだろうか。

私だけかもしれないが、しっかりと軸のある”ぶれない人々”には憧れる。新しい掃除機が買えなくてもテレビを買い換えることができなくても、自分の人生に疑問を感じない人に不幸なんて寄りつきようがない。

その対照的な存在なのが北村一輝演じる、バブルの落とし子のような弁護士かもしれない。広くて綺麗なマンションに住み、贅沢なレストランでゴージャスな食事をしても、金に振り回されて自分の娘も見捨て、挙げ句の果てには恨みを持ったまま死んで悪霊になってしまうなんてあんまりいい人生だとは思えない。(そりゃそーだ)

お金は人間が「使う」ためのもので、そのお金に振り回されてはどちらが主従なのか本末転倒というもの。バブルがはじけた後はこういう人も少なからずいたのだろうが、どれだけ高級ワインを知っていてもVIPルームの常連でも、自分が幸せになる基準を”モノ”に求めちゃった時点で、心が安まることはきっとないんだろうな、と改めて思う。

別に貧乏万歳っていうわけじゃないんだけど(笑)、ありすぎて困るものってのもあるんだろーな。ほら、欲とかさ。(笑)


今回は舞台挨拶付きで、主人公を演じた健太君に女子高生役の安藤希ちゃん、水田監督が来ていたが、二階席の一番前列に健太君の家族も総出で(?)お見えだったらしい。

おかげで舞台上で何か言うにも「お父さん、これでいいですか?」なんて舞台から会話してたりして(笑)、映画同様ほのぼのとした試写会でありました。






実は重要な役割を演じる少女の名前が実は私の本名と同じ。篠原涼子が「○○!、○○!!」とやたらと呼ぶシーンがあって、一部妙に気恥ずかしい。

それだけならまだしも、

幽霊の名前というのがビミョーだ。(撃沈)


 

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プロフィール

hijiri

Author:hijiri
長年のITまみれな生活を経て、着物と煙管、和文化と美しいもの、酒と美食(B級)をこよなく愛する生活。
■日本の文化と”今”をつなぐ再実感マガジンJapaaanでライターやってます。
http://mag.japaaan.com/
■cafeglobe読者エディター、やらせて頂いてます。
http://www.cafeglobe.com/2013/06/030174cafeglobe_readers.html
■ミラーサイトはこちら http://ameblo.jp/hijiri-info

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