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2012-04-29

今月の映画 「宇宙兄弟」


兄・六太(ムッタ)と弟・日々人(ヒビト)は子供の頃は宇宙飛行士を目指すと約束した仲良し兄弟。そのまままっすぐに夢に突き進んだヒビトは現在NASAの宇宙飛行士として日本人初として月に向かおうとしている。
そんなヒビトの悪口を言った上司に頭突きしたことで、自動車開発会社を退職に追い込まれたムッタは、再就職も上手く行かず、意気消沈していた。
そんな時、ヒビトからメールが届き、子供の頃の夢をもう一度思い出すのだが・・・・。



昔、今はなきNASDAの仕事をしていた時期があって、
そのせいか宇宙モノをナナメに見る癖がついてしまっていて、
原作もあまり真剣に読んでいなかった。
(今は知らないが、宇宙事業はある意味国対国のパワーゲームの面も強かったりするので
結構シビアだったりする。)


もっとうんと子供の頃はムッタやヒビト並に星や宇宙が大好きで
学研の図鑑シリーズは「星」と「宇宙」が格段に早くぼろぼろになったものなのに。


現実に(一時的に)負けたムッタじゃないけど、大人になるってなかなか大変だ(笑)



そんな結構上から目線をものともせず、
この映画は想像以上に面白かった。
原作は有名だけど、知らなくてもたぶんOK。
もっと乱暴に言えば、彼らの夢は宇宙でなくてもきっとOK。

ようはムッタとヒビトの絆とムッタの成長をテーマにした青春物語なのだから。



そんな一歩間違えればぐたぐたべたべたになりそうなご都合主義な話を
さらりとまとめあげることができたのは、たぶんムッタを演じる小栗旬の力量だろう。
大げさな演技になりそうなところを最大限に押さえ、
漫画原作にありがちなくどいキャラクターをふとどこかにいそうな人物として描いてみせる。
色々な話は聞くものの、若手でもぴか一の実力派というのはまさに真実だと思う。



とにかく漫画から抜けて出来たようなムッタと岡田将生演じるヒビトを見るだけでも価値がある。
(個人的にはJAXA試験官役の堤真一だけでも充分眼福だったけど(笑))



それにしても小栗旬ってかなりの二枚目なのに
ムッタのようなもじゃもじゃ頭の三枚目を演じても全然違和感がないのがすごい。


演技力というのも大きいと思うし、
昔、能役者さんだったか、気持ちを作るとその状況をも呼ぶのだと聞いたことがあるが
もしもこの印象の違いが気持ちの作りで出来上がるのであれば
つくづく男性は作りだけでは格好よく見えないのだなあと思ったり。


あ、これは女性も一緒かな?




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2012-04-29

桜さくらSAKURA2012@山種美術館


数年前、まだ山種美術館が千鳥が淵にあった頃にもこの展覧会を見たことがある。

(というか、実は移転したのを認識しておらず
危うく以前の場所に行きそうになったのは内緒(笑))





親の趣味で美術も絵も音楽もかなり洋物偏りで育ったせいで
日本画はせいぜい横山大観とか東山魁夷くらいの大御所しか知らず
今ではかなりお気に入りの小林古径や奥村土牛、速水御舟なんかは全部ここで覚えた。
一堂に会した桜のさまざまな絵は、だから私の日本画入門とも密接につながっていて
それらの華麗な絵との久しぶりの再会には素直に心が躍る。


桜の花というのは清楚でもあり妖艶でもあり、
はかなくもありしぶとくもあり、
明るくもあり深遠でもあり、
例えばたくさんの顔を見せる女性のような
それでいて誰にでも好かれる不思議な存在の花だと思う。



そんな一面をそれぞれ切り取った桜の絵たちは
それぞれ魅力的な女性たちの集まりのように
やっぱり相変わらず美しく、魅力的でした。



この桜だけの展覧会は広尾に移転してからも復活を望む声も多かったらしく
満を帰して復活したらしい。
来年も是非また彼女たちに再会できればうれしいと思う。




そういえば、不思議なことだけれど、
Twitterで知り合った(お目にかかったことはない)住むところも異なる方と
たった一時間違いで同じこの桜を見ていたらしい。


もしかしたら桜たちは次は再会に加えて、新しい出会いも運んでくれるのかな。



山種美術館
http://www.yamatane-museum.jp/

2012-04-29

二代目市川亀治郎大博覧会(亀博)@渋谷ヒカリエ


今月のたなぼたのひとつである亀博を見に、
オープンしたてのスポット、渋谷ヒカリエへ。


 



会場は九階。
ぴかぴかのビルの中、ごった返す人ごみを抜けつつあがっていく。


展示はといえば、亀治郎の出演作品や市川家の歴史(なんと通信簿まで!)
そうかといえば、亀治郎が描いた絵や骨董コレクションなどもあって
これが想像以上に盛りだくさん。





絵、まじ上手だし。




骨董の趣味も確か。



どどどーんと「義経千本桜 川連法眼館の場」(四ノ切)の舞台も鎮座。
舞台は登れるし、さらに靴を脱げば舞台そでから中へも入れちゃう。



こちらもご自身が所蔵する浮世絵コレクションの中から厳選した作品が

さらりと飾られてるかと思えば、



さりげなく豊国とか混じってるし(!)




そして一番面白かったのがこれ。



撮影は素人かと思うところも多々あったけど(特に音声!)
単に舞台を努めることの大変さや裏話だけでなく
伝統を継承することの重みとその面白さとか
けして過去の芸能でない歌舞伎というものについて
亀治郎というフィルターを通して見ることができます。


かなりの人がこれを見て
「義経千本桜 川連法眼館の場」(四ノ切)を見たくなることは確実でしょう。
かくいう私も久しぶりに見たくなりました(笑)



歌舞伎界の風雲児と言われる亀治郎ですが、
結局この人はいい意味で歌舞伎というもので純粋培養された存在で
だからこそ息をするように軽々と壊していくことができるのでしょうね。
風雲児の元祖(?)でもある叔父様猿之助の名前を襲名してからも
このような熱い動きを是非続けて欲しいものです。




この日は昼前からお練があったのですが
人ごみ嫌いな我々はそれをパスして展示を優先。
それがよかったようで、見終わって外へ出たら見事に入場制限の長い列が(笑)



二代目市川亀治郎大博覧会 公式サイト
http://www.kamehaku.jp



2012-04-28

今月のたなぼた

相変わらず皆様のおかげで生きております(笑)



イネスシークレットのDVD。
今から頑張ってなんとかなるんだろうか(弱気)




話題の渋谷ヒカリエの亀博チケット。
和の情報を発信する「和風通信」さんのプレゼント企画で。





サントリー美術館は本当に縁がある。




萬田久子さんのように素敵な女性になれるか?!



色々詰め合わせ♪
頑張って女子力アップに頑張りますw


2012-04-26

さよなら酒菜亭@渋谷


本当にここのところ多くて悲しいんだけど、
またも大好きなお店がクローズすることに。


客の勝手な言い分とはいえ、ホントせつないなあ。



今年初の生しらすと生桜海老。
もちろん沼津産です。






またの再会と再開を心から待っています。
お疲れ様でした。


2012-04-23

ボストン美術館 日本美術の至宝@東京国立博物館


これだけのためにだけ、ボストンへ行こうかと何度も思ったほど
憧れの美術館のひとつ、ボストン美術館。
ご存知、浮世絵をはじめとした日本文化の世界有数の宝庫と言われる美術館である。



想像以上に素晴らしく充実した内容に、呼吸困難酸素不足に陥るほど。
(ボストン美術館に行ったことのある同行者によると、
現地でもこんなに展示されていなかったと言っていた)

吉備大臣入唐絵巻、平治物語絵巻のまだまだ色鮮やかな美しさ、
(これって昔の漫画のような存在だったのかな、と思ったり)
曼荼羅の怪しい美しさと、描かれたモチーフの完璧なフォルム、
水墨画の素晴らしさ、
若沖の見事な筆、そして充実した曽我蕭白のコレクション、
能装束の色とりどりの刺繍の細工の見事さ。


もうこれだけでご飯三杯はいける(断言)



そして改めてフェノロサやビゲローなど、
その頃日本を訪れこれら文化の素晴らしさを見出した人々の確かな目に感動しつつも、
これだけのものを簡単に海外に流出させてしまった私たちの祖先のうかつさに
底なしの寂しさと怒りを感じたりもする。



身近なものの価値をつい忘れてしまいがちなのは日本人の特色でもあるのだろうけど。



それが今の「日本」を作ってしまったとしたら。
そんなことをもしかしたらふと振り返らなければいけないフェーズに、
私たちは来ているのかも知れない。




ちょうど八重桜が満開でした。



東京国立博物館140周年 特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」
http://www.boston-nippon.jp/



2012-04-15

Bar1969ラスト感謝祭

前のお店の頃からお世話になっている、Bar1969。
なんとお店を閉められるとのことで、最後の感謝祭。


なんか最近クローズが多いなあ。
役に立つような客ではないとはいえ、悲しい。



















蒸留酒はけして詳しくないので、ここで本当に色々勉強させていただきました。
寂しいけど、またの再会を。



2012-04-07

ラストやまちゃん@四谷荒木町

いつもお世話になっている、”予約の取れない”居酒屋やまちゃん。
とうとうラストディがやってきてしまいました。


よしっ、最後に飲みまくるぞーっ!



うますぎて泣ける。




桜海老。
巷では蟹さんが偉い場合が多いですが、
私は甲殻類では断然海老!w


白海老。
うますぎてさらに泣ける。

つくづく海老好きの血が騒ぐ。
うまい(泣)




金目ってどうしてこんなに美味しいんだろう。



金目って(以下略)

このTKGが食べられなくなると思うと、改めて悲しさが増してくる。
























今回も飲みました。


心残りはまだまだあれど、パワーアップしての再会を心からお待ちしています。
本当にご馳走様でした。




昨日北海道から届いたというきぬさやを頂きました。

やっぱりシンプルに卵とじでしょw


美味しいタイヤキもお土産に頂くも、撮影前につい(汗)

ほら、あんこぎっしり♪



最後に敬意を表し、盛りの桜と月(この日は満月でした)をテーマに
この日のいでたちはこんな感じ↓

満開の桜と満月のイメージで切り羽目の着物に卵色の名古屋帯。
帯揚げも淡いピンクの桜柄、根
付も銀細工の桜と桜尽くし。


一年に一回のお楽しみ。






伺う前に千鳥が淵で花見と洒落る。
青空だったらもっとよかったのにね。



2012-04-05

今月の映画 「ドライヴ」

天才的なドライビングテクニックを持つ寡黙な“ドライバー”は、昼は映画のカースタントマン、夜は強盗の逃走を請け負う運転手というふたつの顔を持っていた。家族も友人もいない孤独な彼ーは、ある晩、同じアパートに暮らすアイリーンと偶然エレベーターで乗り合わせ、一目で恋に落ちる。不器用ながらも次第に距離を縮めていくふたりだったが、ある日、アイリーンの夫スタンダードが服役を終え戻ってくる。
一度は身を引く決心をするドライバーだったが、服役中の用心棒代として多額の借金を負い、妻子の命を盾に強盗を強要されたスタンダードに助けを求められ、アイリーンのために無償で彼のアシストを引き受ける。しかし計画当日、首尾よく進んだかに見えた計画は、逃走寸前で窮地に陥り、彼らは何者かによって嵌められたことを知る・・・・。



カンヌ国際映画祭で監督賞を取っているが、
ラッセル・クロウはライアンがアカデミー賞にノミネートされなかったと聞いて
非常にご不満だったとかいう噂を聞いた。


見終わって納得。
それくらい全てが格好いい。




スタイリッシュな映像。
研ぎ澄まされた演出と、センスのよい音楽。
そして説明的な会話に頼らない、
可能な限りそぎ落とされたセリフ。


アクションや暴力シーンは激しく、賛否両論あるようだが、
その暴力でさえどこか冷たい静けさにも満ちていて、
目線や会話の間で彼らの過去の物語まで想像させるスマートさには唸ってしまう。




ライアン・ゴズリングが抜群に格好いい。
寡黙でミステリアスで狂気をも感じさせながらも
けしてそれだけでない温かみを持った優しい男。


彼の出演作の選び方は、
一見方向性がないように見えるのに的確でいつも相当な頭の良さを感じるのだが、
この作品の彼も非常に魅力的で、
その選択眼の良さが遺憾なく発揮されていると思う。




クールなバイオレンス、そしてフィルム・ノワールの空気に満ちた秀作。
全ての人に薦められるとは言わないが、
見終わった後でバーでグラスを傾けたなるような、大人のための一本。






本当に彼は彼女を守れたのだろうか。
なにもわからないまま、想いを引き剥がすようにただ置き去りにされて。



スタンダードのような(たぶん)調子がよくけれども弱さも隠さない男なら
「一緒に逃げてくれ」と懇願したかもしれない。
知りたくないことまで教えられるかもしれない。
怖いんだと泣きさえするかもしれない。
ある意味情けないことかもしれないが、
もしかして本当は、その方が救われたりしないだろうか。



男の誠意には、むしろ女は傷つくことの方が多いのではないか、と思う。
それが自分への真摯な想いからだとしても
そこに自分の想いが入り込む隙間などまずないのだから。



刺さった棘は、愛も恨みも、だから一生忘れられない。
ある意味地獄だ。



むしろ静か過ぎるほどのラストシーン、
だから心に深く残る。
彼の行き先も、彼女の行方も。



プロフィール

hijiri

Author:hijiri
長年のITまみれな生活を経て、着物と煙管、和文化と美しいもの、酒と美食(B級)をこよなく愛する生活。
■日本の文化と”今”をつなぐ再実感マガジンJapaaanでライターやってます。
http://mag.japaaan.com/
■cafeglobe読者エディター、やらせて頂いてます。
http://www.cafeglobe.com/2013/06/030174cafeglobe_readers.html
■ミラーサイトはこちら http://ameblo.jp/hijiri-info

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