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2005-05-18

今月の映画 「female」


映画female


五人の女性作家が“女性”をテーマに書き下ろした短編小説を、気鋭の監督五人が映像化した、というオムニバス映画。


舞台挨拶を兼ねた試写だったので、ライブ付き、出演者や監督やら作者やらのゲスト総出演のなかなか盛りだくさんの会だったのだが、皆さんやたらとインタビューでエロスだのなんだのとおっしゃるので、試写を前に既に少しうんざりした気分になる。


実際エロスがテーマだというだけあってかなりその手の描写が満載(ものによってはそればっかり)なのだけれど、思ったほど生々しくない。

なんていうか、直な表現になればなるほど温度が低くて、あくまで気持ちの説明としての行為に見えてしまう。行為の現実感が少ない割に、主人公や描かれている世界に現実味がありすぎるので、なんとなくふわふわしたおとぎ話のようである。

活字であるハーレクインロマンスでも読んだ方が、よっぽどエロっぽいんじゃないだろうか。


このあたりはもともとのテーマがテーマなだけに、狙った感じもなきにしもあらず。

演出もちょっと遊びすぎかなあ、という面が多かったし。

男性が見たらまた捉え方は違うのだろうな、とも思うけれど、カップルで観に行くのはお勧めできない。

たぶん、絶対に後でミョーな議論になってしまうと思われる。(笑)



個人的にはその手のシーンが全く出てこない「女神のかかと」が一番好き。ああいう”視線を欲する”という気持ち、女性なら絶対にわかるはずだ。

あり得ない設定ではあるけれど、下手な直接的シーンよりよっぽどどきどきする。



女性にとってのエロスって、まずは五感で感じるもの。

想像力で気持ちで感じるものと言ったっていいくらいだ。

だから、アダルトビデオみたいに”それそのもの”を見せられるより、薄く空気をまとうくらいの距離感がもしかして一番『感じる』ものなのかもしれない。


それにしても女性って、やっぱり欲張りなもんですね。(笑)


 

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プロフィール

hijiri

Author:hijiri
長年のITまみれな生活を経て、着物と煙管、和文化と美しいもの、酒と美食(B級)をこよなく愛する生活。
■日本の文化と”今”をつなぐ再実感マガジンJapaaanでライターやってます。
http://mag.japaaan.com/
■cafeglobe読者エディター、やらせて頂いてます。
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