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2010-12-19

「歌麿・写楽の仕掛け人 その名は蔦屋重三郎」@サントリー美術館


着物もドレスも、ジーンズも。


考えてみれば、美術品は作者がフィーチャーされることが多く、
彼らを見出したりパトロンとして支えたサポーターは思いの他知られていないことが多い。

歌麿、写楽といったスターを見出し売り出した「蔦重」こと蔦屋重三郎も
その中の一人ではないかと思う。


蔦重といえば、思い出すのが映画「写楽」でフランキー堺が演じていた人物。
実際は没年で40代だったようなので、少々創作的なものも多かったのだと思うけれど、
宥めたりすかしたりしてうまく仕事をさせてしまう手腕はさもありなんと思わせられた。


そもそも吉原に生まれた彼はかなり目端が利いたようで
江戸吉原の人気ガイドブック『吉原細見』の独占出版、
狂歌と浮世絵を合体させた豪華な狂歌絵本の刊行、
当時の情勢を風刺した山東京伝らによる戯作の出版、
まだ売り出し前だった北斎に吉原絵を描かせたり、
そうかと思うと既に人気絵師だった歌麿に美人大首絵を描かせたりと
とにかく世情を読むことに長けていたようだ。
反面、自分自身が狂歌の会に呼ばれるような粋人でもあったようで
映画では上に書いたように金儲け主義の商売人として描かれていたが、
実際にはそれだけでなく、知識や教養のバランスもうまくとれた人物だったのだろう。

絶頂期だった蔦重は寛政三年に一説には見せしめとも言われる処罰を受け、
お抱え絵師の山東京伝も手鎖の罰を受けたためにだんだん身代が傾いていったらしいが、
この人物なしに江戸時代の文化の一部は確実に世に出てはいなかったと思う。


そんな彼の軌跡が丁寧にたどられた展示内容。
特に狂歌絵本の数多さと、時間軸で比較しながら見ていける中身の濃さは
いわゆる浮世絵の展覧会とはまた違った面白さがありました。




着物もドレスも、ジーンズも。

一階入り口近くに飾られていたツリー

着物もドレスも、ジーンズも。


着物もドレスも、ジーンズも。

よく見たら全部サンタさんw

こういうのもありなんですね♪


サントリー美術館
http://www.suntory.co.jp/sma/
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hijiri

Author:hijiri
長年のITまみれな生活を経て、着物と煙管、和文化と美しいもの、酒と美食(B級)をこよなく愛する生活。
■日本の文化と”今”をつなぐ再実感マガジンJapaaanでライターやってます。
http://mag.japaaan.com/
■cafeglobe読者エディター、やらせて頂いてます。
http://www.cafeglobe.com/2013/06/030174cafeglobe_readers.html
■ミラーサイトはこちら http://ameblo.jp/hijiri-info

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