--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2005-09-17

ドレスデン国立美術館展

終了間際という記事をどこかで読んで、今頃感想も書いていないことを思い出した。(苦笑)

てなわけで。



今回の展示の目玉はフェルメールの「窓辺で手紙を読む若い女」。
フェルメールが特に好きかと言われると難しいが、オランダにいたせいもあってかなり親近感がある。
特にこの絵は結構好きで、だから実物を一度見てみたかった。

今みたいな時代にはあんまり感じないけれど、手紙一枚でも相手にちゃんと届くってことは大変なことだったんじゃないかというのはちょっと考えてみれば簡単に想像がつく。それだけにものすごくうれしかったり、悪い知らせかと読むのが怖かったりしたんだろうな。
なかなか封をあけれなくて持ち歩いちゃったりとかね。

今みたいに携帯に手軽に送れるメールだって、どこかで心待ちにしちゃったり来たら来たで幸せな気分になったりどん底に突き落とされたり、読むのが怖くてどきどきしちゃったりどうしても消せなかったりとか、そんなところはたぶんちっとも変わらないはず。
少なくとも私にとってはそうだ。
絵自体も素晴らしいんだけれど、それよりもこの絵を見ているとせつなくなる気がするのはきっとそんなことを思うからなんだろう。


もともとレンブラントの作品と間違われて購入されたという情けないエピソードもあったりするのだが、どうしてそんな勘違いが起こるのか理解に苦しむほどこの絵は”フェルメール”的。
簡単に言えば、微妙に繊細過ぎて雰囲気が暗いってことなんだけど。(爆)


さて、実はそのレンブラントの「ガニュメデスの誘拐」が今回の私の密かなお目当て。ギリシャ神話で名高いガニュメデスは水瓶座のモチーフになってるくらいで、とにかく美青年のはずなのだが、この絵じゃなにを思ったか泣き叫ぶ赤ん坊である。おまけにどうみたって美貌とはほど遠いえぐい姿!

レンブラントって割とこういう赤裸々な描き方をするところが密かに気に入っていたりする。

今回の日本展のために修復で、今まで見えなかった部分が出現したらしく色々解説がくっついていたけれど、それも確かに面白かったけど。
絵なんて解説がなくたって色々勝手に解釈して楽しめばいいんだから、かえってうっとうしかったというのが本音である。


絵画の他にも昔の科学機器とかマイセンの磁器(ドレスデンとマイセンって近いしね)がたくさん展示されいて、絵に興味のない人でも充分満足できる内容だったと思うけど、詰め込みすぎの感もなきにしもあらず。
盛りだくさんがいいことばかりじゃないっていうことなのかも。


・・・・おおっ、深いぜっ!(笑)

 
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

hijiri

Author:hijiri
長年のITまみれな生活を経て、着物と煙管、和文化と美しいもの、酒と美食(B級)をこよなく愛する生活。
■日本の文化と”今”をつなぐ再実感マガジンJapaaanでライターやってます。
http://mag.japaaan.com/
■cafeglobe読者エディター、やらせて頂いてます。
http://www.cafeglobe.com/2013/06/030174cafeglobe_readers.html
■ミラーサイトはこちら http://ameblo.jp/hijiri-info

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。