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2005-09-25

桃月庵白酒 真打披露興行

我が落語の先生である友人に連れられて「桃月庵白酒 真打昇進襲名披露興行」へ出掛けてきた。

一度、新宿の末広亭へ行ったくらいでほとんどよちよち歩きの幼児レベルの私でも、前座の時から既に「あれ?なんか今回は違うぞ」
友人もやはり同じように感じていたそうなので、別に初心者の思い込みでもなく今回は内容、出演者共に高かったようだ。
さすが襲名披露興行。知識がなくったって、芸の善し悪しというのは伝わるものなのだ。(えっへん)
なんでも落語協会現会長である三遊亭圓歌の落語を聞けるなんて、最近ではほとんどレアものと化しているんだそうだが、喜ぶ隣を後目にのほほんと見ている私。
このように物を知らないということは、いつでも最強なのである。(笑)


さて、今回のメイン”桃月庵白酒”
落語初心者な私は、失礼ながら”五街道喜助”という名前にも全然ピンと来ていなかったのだが、長年喜助の追っかけをしている友人に言わせると落語界の若手でもピカイチの存在なのだとか。
確かにものすごくお上手。(だから初心者にだって芸の善し悪しくらいわかるの!(苦笑))
上質な一人芝居を見ているようにも思える。

特に声。第一声でびっくりするくらいの美声だ。そのせいか、落語という「笑い」の芸なのにすっきりきりりと若々しく、どこか艶がある。
試し切りをしたばかりの青竹、はたまた替えたばかりの畳の香りのようだと言えばいいだろうか。青々とした表面にも、例えば夜の匂いや剣先の冷たさが滲み出ているような。色気と言い換えてもいい。
変な話だが、女性にはかなりおモテになるのではないだろうか。

内容もほのぼのおめでたいお話で堪能させて貰ったが、どこか所作が折り目正しいのも個人的に好印象だった。
師匠(?)の五街道雲助の時もちらりと思ったのだが、座布団に座るとき、そこから立つときお辞儀するときどこか上品なのだ。(他の方が乱暴だというわけではない、念のため)
こういうところも、見ている方には結構重要だったりするもんじゃないかな。

なんでもそうだが「あ、いいな」が多いと、やっぱり楽しい。


師匠や会長のお祝い口上も暖かく、見ていてこちらまでうれしい気分になった。こんなに後味のよい気持ちが味わえるのならば、又行こうと素直に思ったいい夜でありました。



しかし、三遊亭圓丈といい雲助といい、口上といいシメの一句といい激しく粋でかっこよかった。
お江戸芸人ってこういうところがホント惚れさせるよね。

 
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プロフィール

hijiri

Author:hijiri
長年のITまみれな生活を経て、着物と煙管、和文化と美しいもの、酒と美食(B級)をこよなく愛する生活。
■日本の文化と”今”をつなぐ再実感マガジンJapaaanでライターやってます。
http://mag.japaaan.com/
■cafeglobe読者エディター、やらせて頂いてます。
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