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2012-05-22

今月の映画「ガール」



大手広告代理店勤務の29歳シングルの由紀子は、
恋人はいるもののどうもしっくりいかず、仕事も不調で30歳を目前にして焦るばかり。
不動産会社に勤める友人の聖子は課長に抜擢されたものの年上の部下の扱いに悩み、
シングルマザーの孝子は父親代わりを果たそうと毎日奮闘、
文具メーカー勤務の容子は新入社員のイケメンの教育係になり、
彼に惹かれる自分がコントロールできず自己嫌悪。そんな彼女たちは・・・・。




男性が書いたと思えないほどリアルな原作に比べて、


おみつさんはそんなに賢くないんでは、とか、
(仕事ができると賢いは違う。
原作のおみつさんは自分が見えてないのがむしろ魅力的だった気がする)
社会人何年かでそこまで「女の子」押しでは来れないだろうとか、
仕事一筋営業の女性がピンヒールなんぞ履かないだろうとか、


突っ込みどころはいろいろあれど、
短編集である原作を雰囲気を崩さずうまくまとめていると思う。




そもそも活字と違い、あれだけの美女四人にリアル感を求める方がおかしくて
そういう意味では一昔前のトレンディドラマのようなものだと思えばわかりやすい。





女の子な思考と年齢の壁の前で自信をなくす由紀子。
年上の男性部下の女性蔑視な思考に翻弄される聖子。
年下のイケメン部下に惚れてしまいどうしていいかわからない容子。
シングルマザーである負い目を頑張りすぎることで解消しようとする孝子。



作り物の世界でも、確かにどこにでも転がっていそうな悩みは
彼女たちが美女だったりストーリーがご都合主義だったりしても
スクリーンに映る彼女たちはその時観客の分身になる。
物語のようにハッピーエンドにはならないことの方が多いけど
それでもそこに少し夢を見ることができれば、たぶんそれで充分なのだ。



やたらガールガールとステレオタイプ的なまとめ方をしているのはいささか鼻についたけれど、
確かに女性ならどこかに共感できる部分はあるだろう。



そしてこういう作品はたぶんそれで充分存在価値がある、のだろうと思う。





一点だけ、不満なこと。


イケメン年下君とうまくいく結論は原作通り×にしてほしかったなー。
他の映画でもよく見る、映像化の際に”無理やりうまくいかせちゃう”変更は、
それこそ女性の望みをステレオタイプ的にとらえているようでちょっと。

このあたりこそ是非「ガール」な視点でお願いしたいものです(笑)


しかし、麻生久美子さんって、本気で綺麗ですねえ。しみじみ。

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プロフィール

hijiri

Author:hijiri
長年のITまみれな生活を経て、着物と煙管、和文化と美しいもの、酒と美食(B級)をこよなく愛する生活。
■日本の文化と”今”をつなぐ再実感マガジンJapaaanでライターやってます。
http://mag.japaaan.com/
■cafeglobe読者エディター、やらせて頂いてます。
http://www.cafeglobe.com/2013/06/030174cafeglobe_readers.html
■ミラーサイトはこちら http://ameblo.jp/hijiri-info

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