--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2013-02-17

エル・グレコ展@東京都美術館



エル・グレコの作品の魅力、それはなんといっても「眼」だと思う。
視線の強さ、と言ってもいい。



印象が強い人というのがいる。
通りすがりでも目を離せない人というのは、たいがい目線が強い。
(ついでに言うと、姿勢がいいことも多い。)




怖いという印象になる場合もあるような気はするけど、
どこかそういう"強さ”に人は信頼できるなにかを感じるような気がする。
宗教画が多いエル・グレコだけれど、
教育的なモチーフであるにも関わらず描かれている人々の躍動感は群を抜いている。
生々しい祈り、そして悩む姿と苦しみ。
綺麗事ではないそんな生々しさはたぶん一般の人のよりどころになり、
布教する側からすれば都合のよいプロパガンダとしての役割も果たしたのではないかと思ったりするのだ。





それに加えて今回改めて思ったのが
彼の筋肉の表現の強さだ。


ある意味滑稽なほど強調された滑らかな筋肉。


上にも書いたけれど、姿勢のいい人は魅力がある。
それはどこか肉体の強さと精神力を感じさせるからだと思う。



宗教画という美しさを愛でるようなモチーフでもなく
むしろおどろおどろしい色使いでもあるのに
つい目を奪われ心に刻み込まれてしまうのは
そんな圧倒的な迫力を持つ彼の作品ならではなのかもしれない。




だからこそ、有名な「無原罪のお祈り」であっても
一度見たら忘れられないのかもしれない。


それがたった一度の邂逅だったとしても。




「エル・グレコ展」
http://www.el-greco.jp/
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

hijiri

Author:hijiri
長年のITまみれな生活を経て、着物と煙管、和文化と美しいもの、酒と美食(B級)をこよなく愛する生活。
■日本の文化と”今”をつなぐ再実感マガジンJapaaanでライターやってます。
http://mag.japaaan.com/
■cafeglobe読者エディター、やらせて頂いてます。
http://www.cafeglobe.com/2013/06/030174cafeglobe_readers.html
■ミラーサイトはこちら http://ameblo.jp/hijiri-info

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。