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2013-07-17

三之助をみたかい? Vol.29


お酒繋がりの粋な御仁よりご招待を頂き
(注:私は付属です(笑))
初めて三之助師匠の高座を拝見。


以下、演目。

金原亭馬吉「大山詣り」
柳家 三之助「備前徳利」ネタおろし
柳家 三之助「船徳」



こちらの会では必ずひとつネタおろしをされるのが通例なのだそうです。




三之助師匠の枕が長いといううわさはまったくもってうわさどおりだったけれど、
(どこかの某酒場放浪記の番宣かと思いました(笑))
「備前徳利」も「船徳」も登場人物が多いネタだけど
非常に安定した噺は安心して聞いていられます。
このあたり、正統派の柳家という感じがしました。



ちょっと変な例えかもしれないんだけど、
ここ数年色々落語の会やら高座に伺うようになって
落語の系統ってキリスト教みたいだな、って思っていたりします。
カトリックの正統もあれば、プロテスタントの派生もあり、イスラムの異母兄弟もあり。
(あ、こう書くと信者の方に怒られそうだけど、無知な人間の話と思ってお許しを。)
「船徳」なんて結構メジャーネタだからいろんな流派で聞いたけど
今回のような正統的な感じや立川流のようなエンタメ系とか
その噺をどう展開するか、どうやって聞かせるかの意思や方向性に
私のように素人でもはっきりわかる流れの違いがあるように感じる。
もとは同じものなのに。


そういう面白さはどんなエンターティメントでもあるとは思うけど、
落語は見立てと想像の演劇だから特に強いような気がします。



どちらがいいか、ではなく、どれが自分の感覚にあうのか、ってお話。
正統派の中でも型破りもいれば、エンタメの中の正統派もある。
それぞれ人がライヴで演じるものだから。






しかしまあ、あれですね。
落語ってよく聞くと結構ブラックですよね。
うそついて女性全員丸坊主にしちゃったり、
漕げないのに船頭としてお客さんを危ない目にあわせたり。


今の世の中ならどれもこれも責任問題とかワイドショーで大騒ぎになりそうなことばかり。



それを笑いで終わらせてしまえる文化。
そういう意味でも昔の人のほうがおおらかだったのかもしれませんね。
ちょっとうらやましいな。





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プロフィール

hijiri

Author:hijiri
長年のITまみれな生活を経て、着物と煙管、和文化と美しいもの、酒と美食(B級)をこよなく愛する生活。
■日本の文化と”今”をつなぐ再実感マガジンJapaaanでライターやってます。
http://mag.japaaan.com/
■cafeglobe読者エディター、やらせて頂いてます。
http://www.cafeglobe.com/2013/06/030174cafeglobe_readers.html
■ミラーサイトはこちら http://ameblo.jp/hijiri-info

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