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2013-07-25

ルーブル美術館展@東京都美術館



子どもの頃から、神話や星の物語や古代の歴史のたぐいが大好きで、
大人になった今でも12星座の物語くらいそらで言える。




そういう自分を「ああよかったなあ」と思えるのは、
まさにこういう展示会を見たときだ。



普段はなんの役にも立たないが
この手の文化を理解するのに、こういう知識は欠かせない。
例えばつぼに描かれた人物の長い名前とか、描かれたシーンがどの物語からきているのかとか。






つくづくあちらの歴史は制圧であり、排除というものを前提にした、
宗教と宗教の戦いであり、権力の誇示であり、
血で大地を洗うようなものだなあと思う。

その中でたぶん名もないようなたくさんの職人が生み出してきた工芸品の数々。
美しい大理石の像のドレープの美しさとか、
小さなつぼに刻まれた精巧なレリーフとか。



今回初お目見えの「ギャピーのダイアナ」
久しぶりの再会だったけど、やはり本当に美しい。
ピグマリオンの気持ちがふとわかるような。



激動の変化の中でも、人は生きて美しいものを生み出してきた。
結果として歴史の中ではさまざまな証拠品にしかならないけれど
もしかしたらこの中のどれかは、権力者のために造られたものだけでなく
ひそやかに愛する人のために心をこめて作られ、手渡されたものもあるのかもしれないとふと思った。


その人がいなくなれば、その人個人の記憶と思いは永遠にこの世から消える。
嬉しさも悲しさも切なさも、誰かを愛したことも。
後世の私たちには永遠にわからない。


そこにそのモノは確かに存在しているのに。






それにしても、ルーブル美術館展という名前でここまでオリエント一色な内容だなんて、
来場した人の中でヨーロッパ文化の絵画の展示会と勘違いしてきた人もいるんじゃないだろうか。


微妙にタイトル変えたほうがよかったんじゃ??(苦笑)



ルーブル美術館展 - 地中海四千年のものがたり -
http://louvre2013.jp/

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プロフィール

hijiri

Author:hijiri
長年のITまみれな生活を経て、着物と煙管、和文化と美しいもの、酒と美食(B級)をこよなく愛する生活。
■日本の文化と”今”をつなぐ再実感マガジンJapaaanでライターやってます。
http://mag.japaaan.com/
■cafeglobe読者エディター、やらせて頂いてます。
http://www.cafeglobe.com/2013/06/030174cafeglobe_readers.html
■ミラーサイトはこちら http://ameblo.jp/hijiri-info

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