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2005-01-29

今月の映画鑑賞 「アレキサンダー」


映画アレキサンダー

私は映画が大好きなのだけど、いかんせん日本では高くてめげる。このあたりは各配給会社や関連会社様方の努力を期待するしかないが、とりあえずそんな先まで待ってられないのでせっせと試写会に応募しまくっている。
そんな努力(?)はどきどきしか実らないが、たまに今週のように二日連続で試写会に当たるというラッキーが訪れることも、ある(ピース)。


てなわけで、その感想など。

一本目は超歴史大作(?)「アレキサンダー」
そう、おなじみアレキサンダー大王の物語である。ついでに私の大好きなアンジェリーナ・ジョリーが出ているということでうきうき出掛けた。
正直言って、すっごく期待していた。

感想は・・・うーん、うーん、微妙。かなりビミョー。
悪くはない。絵もきれい。衣装も出演者も芸達者。・・・なんだけど。
そのー、くどいんだなあ。浅いんだなあ。アレキサンダーがなぜ二十歳そこそこでアジアまで大遠征して征服しまくっていったか、というのがこの映画の大テーマらしいが、それが母親の束縛からひたすら逃げたかっただけとはかなりお粗末な解釈ではなかろうか。そんなおこちゃま男の夢想のために何万人の人がばったばったと死ぬわけで、どこかの馬鹿な大国の大統領じゃあるまいしそんなばからしい話はない、とつい思ってしまう。
そう思ってしまったらもう駄目だ。気持ちがしらけていくだけだから、ね。


それで三時間以上の上映時間は、正直言って苦痛の割合もかなり、だった。


映画鑑賞においては、主人公の目線で想いで、ストーリーを追えるかというのが重要ポイントだと思う。主人公になった気分で、というのはなんだかあまりいい意味に聞こえないかも知れないけど、これがないとあるとでは大違い。
やくざ映画を見終わっていきなり肩で風をきるようなのもどうかだけど(笑)、その世界にはまれるというのはすなわちその時間を楽しんだ証拠。そのための重要なファクターは「共感」ということじゃないかと、これは私の持論。


アレキサンダーには共感できなかった。ただの馬鹿な考え無し男に見えた。
女は馬鹿でもかわいいのかもしれないが、男が馬鹿ってのはあかんだろう。
コリン・ファレルはいい俳優さんなんだけどなー。
実際ああいう年齢差のある役を演じきるのはすごいもんだと思う。30代の男性がどうみても20代そこそこのボンに見えてしまうというのはホント感心する。

精神的な面を掘り下げて新解釈で演出というのは、テレビでも映画でも最近の流行らしいけど、昔からのヒーロー像(ヒロイン像も)を破壊するのはやめて欲しいモノである。
悪役は悪役らしく、ヒーローはヒーローらしく。スタンダードで勝負して欲しい。



長くなったのでもう一本の感想は後で。
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プロフィール

hijiri

Author:hijiri
長年のITまみれな生活を経て、着物と煙管、和文化と美しいもの、酒と美食(B級)をこよなく愛する生活。
■日本の文化と”今”をつなぐ再実感マガジンJapaaanでライターやってます。
http://mag.japaaan.com/
■cafeglobe読者エディター、やらせて頂いてます。
http://www.cafeglobe.com/2013/06/030174cafeglobe_readers.html
■ミラーサイトはこちら http://ameblo.jp/hijiri-info

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