今月の映画 「ルイスと時間泥棒」
正直、最近のディズニーってキャラクターデザインが受け付けない。
おまけに3Dだから、余計違和感があって敬遠していた。
この作品を見始めたときも、その妙でリアルな動きとディフォルメされた表情にかなりひいたのだけど(笑)
そのうちに話に引き込まれて、まったく気にならなくなってしまった。
まさにディズニー・マジック(笑)
自分は駄目な人間だと思っているルイス。
彼はそのために回りも見えていないで、自分勝手な騒動を繰り返す。
そんな彼が起こした「現実」が「未来」に影響を与えたことによる一連の事件と混乱。
面白いのが、普通タイムとラベルものでは、未来を見た場合そうなることを前提にするが、ルイスが出会った彼は(これを書くと完璧なネタばれになってしまうので書かないけど(苦笑))ルイスが現実に戻って構築する未来は、”彼”とは全然違うだろうということを前提にしていること。
たとえ、ルイスが未来を垣間見たとしても、それはそうなる「保障」ではなく、彼が作るだけの能力があるという「証明」でしかないということなのだ。
それを証拠に彼が意識を変えただけで、現実は変わり、ハッピーな時間が回りはじめていく。
「自分なんか、誰にもわかってもらえない」なんてため息をついている人に。
是非お勧めしたい、泣いて笑える良作です。
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