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2005-09-21

今月の映画 「SHINOBI」


映画SHINOBI-1


映画SHINOBI-2


映画SHINOBI-3


長きに渡り戦うことを禁じられていた忍者の二大勢力、伊賀と甲賀。ふたつの忍は互いに憎しみあっていたが、それぞれの跡取りである朧と弦之介は互いの立場を知らずに出会い、運命的な恋に落ちてしまう。しかし徳川家の時期将軍を伊賀と甲賀、五対五の忍術合戦でどちらが生き残るかによって決するという勅命を受け、双方の一族を背負い彼らは命をかけた戦いの敵同士として対峙することに。


いきなりこういう言い方もどうかと思うが、思ったよりは悪くなかった。ストーリーもツッコミどころも満載なのだが、全員とは言わないが一部のキャラがたっているせいである程度の矛盾に目がつぶれるみたいなのだ。


特に椎名桔平演じる薬師寺天膳。格好なり出で立ちはどうかと思うけれど(笑)、彼が実は死にたがっていることだけはよくわかる。死ねない苦しみと果てしない孤独。だからこそ自分を含めて全てを滅ぼそうと暗躍する気持ちが想像できるのだ。

誰かに一時でも感情移入できれば、物語に入り込める率も上がる、というのが私の持論。

同じように黒谷友香演じる陽炎。演技はともかく(ごめん)、悲劇を背負ってる女の悲しみみたいなものを漂わせて、これも感情移入がしやすいキャラだった。沢尻エリカ演じる蛍火もいじらしいし。


その割には主人公二人、朧と弦之介。美男美女の仲間由紀恵とオダギリジョーだから、美しい日本の風景と相まってスクリーンの二人の美しさはため息が出るほどなのだが、いかんせんキャラが弱い。双方、一族を背負う若き頭領であるはずなのに、その一族を背負っているというすごみも冷たさもない。ただ相手が好き、だから戦いたくない、それだけの甘ちゃんに見える。

だからこそ全ての仲間が死に、里が無くなるかもしれないぎりぎりの時に、愛し合う二人が戦いそしてどちらかが死ななければならないというところに説得力がなかったのが残念だ。ここがクライマックスシーンだっただろうに。

そのまま駆け落ちすれば~、って思わず画面に突っ込んでしまったのは私だけじゃないと思うんだけどね。(笑)


それでも画面も美しいし、ワイヤーアクションも目障りな程でもない。無駄な説明をはぶいた小気味いいカット割りでリズムよく進んでいくのでうっとうしくなりがちな日本の時代物をそれなりにまとめている。

最後の浜崎あゆみの歌でしっかりうるうるできるのも、計算としたらなかなかのものだ。残るものは少ない軽い映画ではあるけれど、二時間は充分楽しめる一本だと思う。



それにしても、出てくる忍術って半分くらい魔術じゃないのかなあ。

特に朧の瞳、あれはどー考えても反則だと思うんだけどね。(笑)



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プロフィール

hijiri

Author:hijiri
長年のITまみれな生活を経て、着物と煙管、和文化と美しいもの、酒と美食(B級)をこよなく愛する生活。
■日本の文化と”今”をつなぐ再実感マガジンJapaaanでライターやってます。
http://mag.japaaan.com/
■cafeglobe読者エディター、やらせて頂いてます。
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■ミラーサイトはこちら http://ameblo.jp/hijiri-info

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