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2006-04-21

今月の映画 「ピンクパンサー」


映画ピンクパンサー


サッカーの試合中に、フランス代表の監督が衆人環視の中で殺害される。彼の近くには世界的な歌手である恋人の姿が。そして殺された彼の元から世界的に有名で高価なダイヤモンド『ピンクパンサー』が忽然と消える。

この事件の真犯人と消えた『ピンクパンサー』を追って、あの名警部クルーゾーが帰ってきた。彼なりの過激な捜査を進めていくうちに、ひとりの人物がこの事件の手掛かりとして急浮上。その人を追って、パリからニューヨークへ。そこで彼の前に現れた真実と隠された陰謀、そして、ダイヤモンド『ピンクパンサー』の行方は・・・。



随分昔に漫画かなにかで見た記憶があるようなないような。

そんなあやふやな輩でも、強烈なイメージが残るご存じクルーゾー警部像。まさにそのまま漫画から抜け出して来たような警部を演じたスティーブ・マーチンに、まずは拍手。これはまさに彼のための映画と言って過言ではない。


しかし、映画としては、激しく微妙。


個人的には大ファンであるジャン・レノを見に行ったようなものだけど、彼である必要性はまるで感じない役だし(トレードマークである髭まで剃って!)ケヴィン・クラインも相変わらず達者な演技で笑わせてくれるが、やっぱり彼である必要性は感じない(つーか、はっきりいってもったいない)。途中途中の体をはったギャグでは大笑いできるとはいえ、情けなさもつきまとう微妙な笑いである。

とどめは殺された監督の恋人役のビョンセ。確かに女から見てもキュートでセクシーでクルーゾー警部を惑わす役には十分だけど、でもやっぱり彼女である必然性を感じない。つーかあれはまんま素でしょ。演技もなにもあったもんじゃない。

唯一のめっけものは、ニコルを演じたエミリー・モーティマー。いかにもフランス女性らしいひょろりとした体型といつも泣いているようなタレ目の表情がとてもいい味を出していた。


コメディには二種類あって、いわゆる「おお、そう来たか!」と思わせる意外性でくすりと笑わせるものと、パターンに次ぐパターンで、これでもかという感じで笑わせるものがある。例えばイギリスが誇るコメディシリーズ「Mr.ビーン」なんてカンペキに後者だし、このピンクパンサーもまず後者に含まれると思う。

このタイプは安心して見られる良さの反面、逆がしつこすぎて、好き嫌いがはっきり分かれる傾向があることは否めない。向こうで英語の学校に行ったときに授業で「Mr.ビーン」をやたらと見せられたことがあるが、クラスメートが延々と大笑いしているのに私は見ているだけで疲れてしまい、笑いにもいろんな文化があるものんだなあと思った覚えがある。

そういう意味で好き嫌いは分かれそうだが、この手の笑いが好きな人にはとても面白い映画ではないだろうか。(私は駄目っぽいけど)映画館でもあちこちで大笑いしていたし。

もしかしたら私は見ていないけど往年のドラマシリーズが好きだった人には、懐かしさでも楽しめるかもしれない。


それにしても、「ピンクパンサー」ってキャラの名前じゃなかったのかなあ。

結構覚えていないもんだ、うーむ。


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hijiri

Author:hijiri
長年のITまみれな生活を経て、着物と煙管、和文化と美しいもの、酒と美食(B級)をこよなく愛する生活。
■日本の文化と”今”をつなぐ再実感マガジンJapaaanでライターやってます。
http://mag.japaaan.com/
■cafeglobe読者エディター、やらせて頂いてます。
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