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2006-08-20

今月の映画 「僕の、世界の中心は、君だ。」


映画僕の、世界の中心は、君だ。


海沿いの小さな町の高校に通う平凡な高校生スホ。成績も容姿もいたって普通だ。同じクラスの女の子スウンは、学校でも目立つ存在。美人で性格もいいスウンは、当然、男子の人気の的だが、実は中学時代からスホへの想いを胸に秘めていた。ついにスウンはスホに告白し、二人はポケベルで想いを伝えあうようになる。気持ちを深めていく二人。おせっかいな友人のおかげでふたりだけで島に旅行へ行った二人は、さらにお互いのかけがえのなさを確認しあう。そんな矢先、スウンが倒れてしまう。実は彼女の身体は病に侵されていて・・・。


人様が「泣いた~」という映画で泣けないと、自分が妙に冷たい人間なんじゃないかと不安になることがありませんか?

ここ最近だとセカチューこと「世界の中心で愛を叫ぶ」。

あれだけ話題になったのに、私の涙腺はほとんど反応してくれなかった。というより、いい大人がなに女々しく引きずってるんだよー、思い続けているのはかまわないけどそれに周りを巻き込むなー、という思いの方が強く残った。

映画鑑賞では共感が持てないほど辛いことはない。


さて、そのセカチュー韓国リメイク版がこれ。

ラブストーリーの国と言われる韓国だから、かえってべったべたくらいにやってくれるかと期待していたのだけど、


むしろコメディとしてなら高評価。(前半のみ)



さらにお子ちゃまになってしまった主人公二人に涙腺が反応することはなく。放射能治療は当然しているだろうに髪の毛がつやつやなのは何故だとか、十年前に荷物もとりに行かなかったのかとかそれ以上に突っ込み所も多かれど、なにより二人の心の動きが全然理解できない、よって感情移入も不可。

とどめのラストシーンも、韓国お得意の”残されたモノ”系だけど、それがどういう意味になるのかよくわかりません。


泣けた人、好きな人、これを読んで不快になったらごめんなさい。

最近の韓国映画はかなり質が高いんだけど、これは駄目でした。やっぱり日本の原作を無理矢理向こう風にしちゃったからなのかなあ?


まあ、画面はすごく綺麗でまさに少女漫画の世界だし、昔々に”赤いシリーズ”で泣けた人なら大丈夫なのかもしれません。




唯一、私の涙腺を刺激したのは、葬儀屋のおじいさんの昔の恋の話。

死ぬほど愛し合って引き裂かれた恋人たち。忘れているように見えても実は双方思い続けていて、彼女の死をきっかけに再会する。最後の逢瀬。

そんな彼女の葬儀を執り行うことになり、おじいさんは彼女の遺体を自分で作った死装束で包みながら言うのだ。

死ぬ前になにも買ってあげられなくてごめん、これで許してくれ、と。



想い続けるということはこういうこと、だと思う。

想い「続ける」ことが”偉い”わけではない。消せない想いだから密やかに持ち続けるしかないのだ。生きている人間を巻き込まないように。

亡くなってしまった人に勝てる人はいないのだから、それが最低のルールだろう。


これだけいいお手本があったのに、どうしてスホはああなっちゃったんだろうねえ。ホントにさ。

 

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プロフィール

hijiri

Author:hijiri
長年のITまみれな生活を経て、着物と煙管、和文化と美しいもの、酒と美食(B級)をこよなく愛する生活。
■日本の文化と”今”をつなぐ再実感マガジンJapaaanでライターやってます。
http://mag.japaaan.com/
■cafeglobe読者エディター、やらせて頂いてます。
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