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2008-11-24

オペラ「マクロプロス家の事」@日生劇場



ご招待の名代で、久しぶりにオペラを見ました。
ものは「マクロプロス家の事」、ヤナーチェク作のちょっとSFチックな前衛作品です。(でも、今の世の中から見ると古典なんだよな、うーんややこしい)


個人的には他の日にやってる「魔笛」の方が見たかったけど、まあご招待だから仕方ないな、と思っていたら、これが割りと面白かったりして。


約百年も前の遺産相続問題をめぐって争う人々のもとに、美声と美貌で名声を馳せるソプラノ歌手エミリア・マルティが現れ、訴訟の行方を決定する重要な文章のありかを言い当てる・・・。


不老不死というのがいかにもなテーマではあるのだけど、人間の普遍的なテーマでもあり。謎の”EM”が次々と名前だけ現れるところなんか、ちょっと映画のレベッカみたい。
ただ、なんていうかオペラでやる必要性がないというか。
舞台も衣装も地味だしオペラ独特の華やかさもでないし、「オペラ座の怪人」はオペラでやっても綺麗だろうけど、きっと「コーラスライン」をオペラでやっても全然面白くないだろうな、というのと同じ感じ。

あの時代は確かにオペラが一般的だったから仕方ないけど。シナリオを練り直してストレートプレイでやったほうが全然面白いんじゃないかなー、などとずっと思ってました(笑)





あなたたちには、この世の全てが意味をなす。
あなた達には、この世の全てに価値がある。
ものの見えぬ人たち、あなたたちは幸せ。
早々に死ぬという運命に恵まれているのだから。


最後のエミリアのセリフ、ちょっと考えさせられました。
確かに、知識と経験は、生きる武器にはなるけれどもそれだけ自分の心も殺していくものなのかもしれません。


そうやって死に至っていくのが人間の自然なかたちであるのなら。

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hijiri

Author:hijiri
長年のITまみれな生活を経て、着物と煙管、和文化と美しいもの、酒と美食(B級)をこよなく愛する生活。
■日本の文化と”今”をつなぐ再実感マガジンJapaaanでライターやってます。
http://mag.japaaan.com/
■cafeglobe読者エディター、やらせて頂いてます。
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