--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2009-04-28

今月の映画 「60歳のラブレター」

大手建設会社の定年退職を目前に控え、ずっと家庭を顧みなかったまま若い愛人と第二の人生をはじめようとする孝平と、専業主婦として家族に尽くしてきたちひろは、離婚を決意。お互いが別々の道を歩み始めたとき、新婚当初ちひろが30年後の孝平に宛てて書いた手紙が、時を経て届けられる。それを読んだ孝平がとった行動とは。
5年前、愛妻に先立たれ娘と暮らす医師・静夫は、医療小説の監修を求められ、翻訳家として第一線で活躍する麗子と出会う。新しい恋に臆病だった2人に勇気をくれたのは、思いがけない人からの英語でつづられたラブレター。
青春時代にビートルズを謳歌し、今は魚屋を営む正彦と光江。口げんかは絶えずとも、友達のような2人に訪れた悲しい出来事。手術にのぞんだ光江が眠る病室には正彦が弾き語るギターの音色が響く。それは2人の思い出の曲でもあり・・・・。



大手銀行が2000年より実施してきた、夫婦が互いへの感謝の気持ちをハガキに綴って応募する投稿企画。合計8万通を超えるこの人気企画にインスパイアされて生まれた映画で描かれるのは、3組の夫婦と3通のラブレター。
それぞれ異なる人生のストーリーをグランドホテル形式で描いたこの作品は、ある意味年代が違えばとらえかたも違うような部分も多いのではないかと思う。

それでも、歳を経るごとに押し寄せてくる不安にふと立ち止まったり、それを見たくないが故に現実から目を背けたり、そんな感覚はたぶん誰にでもあるものではないかと思う。


誰もが愛されたい。愛したい。誰かとつながっていたい。
それがけして報われないとどこか諦めの境地であったとしても、それだけが唯一勇気と力を与えてくれるものだから。
それだけが孤独から救って満たしてくれるものだから。


30年も片思いができるのは、せつないけれどもしかしたらものすごく素晴らしいことなのかもしれない。



そして、ちひろのようにラベンダーの花をプレゼントされなかったとしても、麗子のように英語のラブレターを貰わなくても、光江のように歌を歌ってもらわなくても。
こんな風に心が寄り添える老後を迎えられたら、きっと幸せな人生の終焉を迎えられるに違いないと、これが実話をベースにしているだけにうらやましく思う。
そうしたらきっと、自分は心から誰かを愛した、それを心から満足して逝けるのだろうから。



スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

hijiri

Author:hijiri
長年のITまみれな生活を経て、着物と煙管、和文化と美しいもの、酒と美食(B級)をこよなく愛する生活。
■日本の文化と”今”をつなぐ再実感マガジンJapaaanでライターやってます。
http://mag.japaaan.com/
■cafeglobe読者エディター、やらせて頂いてます。
http://www.cafeglobe.com/2013/06/030174cafeglobe_readers.html
■ミラーサイトはこちら http://ameblo.jp/hijiri-info

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。