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2006-11-10

スニークプレビュー 「松ヶ根乱射事件」


映画松ヶ根乱射事件


バブル経済崩壊後の1990年代初頭。とある地方の田舎町にやってきた謎のカップルがきっかけで、小さな町の人間関係が微妙に壊れてゆくさまを、双子の兄弟の葛藤を縦軸にブラックに描く。


一般的な感覚で理解しろってのがそもそも間違ってる、と思う。


頭から女が雪原の上で大の字になって死んでいる。と思ったら、全裸での検視で、糸を近づけてみると鼻から息が漏れていて「まだ生存してます」。
なぜかネズミの駆除に燃える警官と全然似ていないその双子の兄、怪しいよそ者カップル、髪結いの亭主気取りの女たらし、求められれば裸も体も与える少女にボケ老人・・・まともなじゃない人間ばかりの閉じられた世界。

パンフレットには「ブラックなユーモア」と描かれているが、”ユーモア”の部分はどこにあったのか、正直わからなかった。
だらだらと続く息詰まるような空気感は結局最後まで消えることなく、突破口となるような結論もでない。


ただ、そこにそういう人達がいる、それだけ。
見えるヒトには見えるけど、見えないヒトにはなにも見えない。
もしかしてネズミはいなかったのかも知れない。


ありがたいことにここ1~2年は映画はほとんど試写会で観ている。
だから試写会を観に行ったら途中で席を立たないことと後で感想をこうやって書くことを守るべきルールとして決めている。想像以上にホラーよりだったりスプラッタよりだったりしても我慢するし、場合によっては目をつぶってでも(映画観る意味ないけど)最後までなんとか見終わる。言葉をひねり出す。
映画というものに対する自分なりの敬意(のつもり)。

それでも今は映画情報も多く、観る前になんとなく概要は知っているものばかりだから、我慢と言ってもそのシーンをやり過ごせばということがほとんど。
今回のスニークプレビューのように事前に観る作品もわからず、観たら観たで根本的にあわないということはかなりまれなケースではある、けども。

はっきりいって私には観ているだけで苦痛でした。
最後まで座っていた自分を真面目に褒めてあげたい気分、今は。


三浦友和やら川越美和、木村祐一、烏丸せつこなどの演技派も多く、それなりのクオリティはあったと思うし、こういう方向性が好きな人はいると思うけれども、かなり観る人を限定する作品だと思う。少なくとも元気のないときは絶対にお勧めできないです、うん。(爆)

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hijiri

Author:hijiri
長年のITまみれな生活を経て、着物と煙管、和文化と美しいもの、酒と美食(B級)をこよなく愛する生活。
■日本の文化と”今”をつなぐ再実感マガジンJapaaanでライターやってます。
http://mag.japaaan.com/
■cafeglobe読者エディター、やらせて頂いてます。
http://www.cafeglobe.com/2013/06/030174cafeglobe_readers.html
■ミラーサイトはこちら http://ameblo.jp/hijiri-info

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