--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2009-09-07

文楽「天変斯止嵐后晴(てんぺすとあらしのちはれ)」@国立小劇場


シェイクスピアの古典、「テンペスト(あらし)」
妖精が出てきたり、魔法の力が出てきたりするわりには、
人を許すということは?という大命題を問いかけて終わる最後が
なかなか印象的なこの演目を文楽でやるというので、
どんな風になるのかと楽しみにしてました。


斬新な演出と、翻ってうまく文楽の古典的な手法やお作法に
うまく融合させた内容はなかなか期待以上でしたが、


・・・・見終わってこれだけは言わせて下さい。


その終わり方でいいんですかっ!(笑)


どちらかというと悲劇的なお話を楽しむ(?)面のある文楽としては、
ものすごく救いがあるというか、水戸黄門並の見事な完全懲悪というか、
本筋に勝るとも劣らない悲劇的で皮肉な結末を想像していたので、正直「びっくり?!」
シェイクスピア+文楽=どうしようもない悲劇とやるせなさ、という予想を
いい意味で完璧に裏切られた楽しい驚きでした。


古典的な文楽ファンにては、いろんな意見があると思いますし荒削りな面はあるにせよ、
私は”新しい文楽”としてとても楽しめたな、と思います。

古典のよさは古典のよさとして否定はしません。
けれども、例えばオペラ+狂言のようなチャレンジが、
大体の場合は1+1=2以上の素敵なパワーを生み出すと同じように、
このシェイクスピア+文楽という試みも、たぶんそれとは別の流れとして確立するような気もします。


とはいえ、あの「妖精」の衣装は、もうひとついかがなものか(笑)






スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

hijiri

Author:hijiri
長年のITまみれな生活を経て、着物と煙管、和文化と美しいもの、酒と美食(B級)をこよなく愛する生活。
■日本の文化と”今”をつなぐ再実感マガジンJapaaanでライターやってます。
http://mag.japaaan.com/
■cafeglobe読者エディター、やらせて頂いてます。
http://www.cafeglobe.com/2013/06/030174cafeglobe_readers.html
■ミラーサイトはこちら http://ameblo.jp/hijiri-info

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。