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2010-01-12

今月の映画 「シャネル&ストラヴィンスキー」




1913年のパリ。ロシア・バレエ団の革新的な「春の祭典」の初演は酷評にさらされる。作曲家イゴール・ストラヴィンスキーは打ちのめされるが、観客の一人ココ・シャネルは、その独創性に注目する。7年後、ロシア革命によって亡命したイゴールとその妻子にパリ近郊の別荘を提供したのは、デザイナーとして成功を収めたものの最愛の恋人を事故で亡くしたココだった。
不思議な共同生活の中で、高い芸術性と創造力に秀でた2人は激しい恋に落ちるのだが・・・。


20世紀の近代音楽の傑作に挙げられる「春の祭典」、そして香水の代名詞としてもあまりに有名なシャネル「No.5」の誕生、その2つの出来事に関わる二人の天才の秘めた恋の物語。

とにかく、現在のシャネルのミューズとしても活躍するアナ・ムグラリス演じるココが気高く高慢でひたすら美しい。
見事にモノトーンで統一した一見地味なファッションとインテリアの中で(なんと窓の枠まで黒!)ほっそりとした姿がなんとゴージャスに見えることか。

シャネル年の昨年、たくさんのシャネルの映画が作られたが、個人的には彼女が一番、革命児シャネルらしい高慢さともろさを表現していたように思う。

対するマッツ・ミケルセン演じるストラヴィンスキーもまた天才であり、そしてそれだからこそ一人では生きられない傲慢でわがままな一人の男として描かれる。
ココと妻の二人の女性に生かされていることをどこかで感じていながら、それを認めたくない彼のプライドは、ある意味滑稽でそして悲しい。
普通の女ではとても持たない類のオトコだろう。


彼らの恋愛は、まるで戦いだ。
お互いの才能を食い合うように、まるで勝たなければ自分の存在がなくなってしまうかのように。
まるでなにかの影に飲み込まれるのことがなによりも怖いかのように。


かなり露骨な表現もあり、一見大人の恋愛を描いているのだが、私にはまるで自分の才能と情熱をもてあました若者のぶつかり合いの恋愛のようにしか見えなかった。

だからころ、本当に枯れてきた年齢で最後に思い出すのは、そんな情熱の記憶になるのかもしれない。
もう二度と手に入らないものだから。



女性サイトcafeglobeとハーパース・バザー日本版がコラボする
BAZAAR@cafeの記事はこちら↓
http://www.cafeglobe.com/fashion/hb_interview/vol1/index.html

参加者にはシャンパンも配られました。


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1. インテリア

ヴィラのモノトーンな外装や内装も斬新でしたよね。そこに佇むアナ・ムグラリスの絵になることといったら!

2. >きらり+さん

コメントありがとうございますw

本当に素敵なインテリアでしたよね!
モノトーンなのに、非常に女性らしくゴージャスで、シャネルを演じたアナ・ムグラリスのノーブルさが際立つ感じでした。
プロフィール

hijiri

Author:hijiri
長年のITまみれな生活を経て、着物と煙管、和文化と美しいもの、酒と美食(B級)をこよなく愛する生活。
■日本の文化と”今”をつなぐ再実感マガジンJapaaanでライターやってます。
http://mag.japaaan.com/
■cafeglobe読者エディター、やらせて頂いてます。
http://www.cafeglobe.com/2013/06/030174cafeglobe_readers.html
■ミラーサイトはこちら http://ameblo.jp/hijiri-info

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