--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010-06-20

ロシア構成主義のまなざし@東京庭園美術館



着物もドレスも、ジーンズも。


どちらかというと印象派のようなわかりやすい絵が好きで
抽象的なものはあまり好まないのだけど、
いわゆる「構成主義」のロトチェンコとステパーノワにはずっと興味があった。

ちょっと話は変わるのだけど、
好きな絵、というのと、欲しい絵というのは微妙に異なることが多いと思う。
もし一枚だけ高額の絵を買うことになったら、あなたはなにを基準に選びますか?
きっとなんとなく好きとかみんなにわかりやすい、などではなく、
理由はない、とにかく強烈に欲望するものを購入しませんか?

それが系統だっている人もいれば、私のように支離滅裂な人もいるけれど(苦笑)
基本的にはそういう思考で選ばれるものがあり、
私にとってそれはイギリスの鬼才イラストレーター、ビアズリーなんですね。


着物もドレスも、ジーンズも。


初期のロトチェンコがこの人に傾倒していたことは有名で、
彼自身オスカー・ワイルド「The Duchess of Padua」をテーマに絵を描いたりしていたという話もあり
そのあたりの親近感から、興味があった、という。

なんて逆説的なんでしょうか、私って(笑)


実際に見た彼(と妻であるステパーノア)の作品は
初期にはどちらかというと画家というくくりであったにせよ、
中期から後期に向けては定説どおりデザインの世界に流れていったことが
よくわかります。

デザインというのは実は日常のあちらこちらにあって
ある意味身近であり必然のもので、
それが美しかったり素敵だったりすれば人は幸せになるもの。
そういう意味で彼らの作品はわかりやすいものが多いし
軽くて軽妙で(まじめなんだけど)モダン。
彼らの目指したのがよくわかる内容でした。

それにしても建築物から舞台美術、衣装に看板にポスターに写真。
あの時代のロシアという閉塞的な社会の中で
軽くてわかりやすくておしゃれでモダンな彼らの作品は
たぶん、その時代に生きる人たちには、大きな意味があったのだろうな、と思います。


庭園美術館「ロシア構成主義のまなざし」
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/rodchenko/index.html
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

hijiri

Author:hijiri
長年のITまみれな生活を経て、着物と煙管、和文化と美しいもの、酒と美食(B級)をこよなく愛する生活。
■日本の文化と”今”をつなぐ再実感マガジンJapaaanでライターやってます。
http://mag.japaaan.com/
■cafeglobe読者エディター、やらせて頂いてます。
http://www.cafeglobe.com/2013/06/030174cafeglobe_readers.html
■ミラーサイトはこちら http://ameblo.jp/hijiri-info

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。